フィットネストレーナーは稼げない?年収・給料の現実と稼ぐために知るべきこと | ダイエットパートナー

フィットネストレーナーは稼げない?年収・給料の現実と稼ぐために知るべきこと

「フィットネストレーナーって稼げないの?」
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パーソナルジムの実店舗ダイエットパートナー」の運営も行い、数々の健康改善のお手伝いをしている株式会社FiiTが、理学療法士の年収に関して分かりやすく簡潔に執筆しました。

フィットネストレーナーの年収について知りたい人は、この記事を全て読み込むことで、フィットネストレーナーの年収(給料)・働き方・稼ぐためのポイントを短時間で学べることをお約束します。

ぜひ皆さんのスポーツキャリア・フィットネスキャリアの役に立てれば幸いです。

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フィットネストレーナーについて

フィットネストレーナーとは、「フィットネスクラブにて運動指導を行う人」のことです。よく勘違いされがちですが、フィットネスクラブとスポーツジムには以下のような違いがあります。

  • フィットネスクラブ:トレーニング器具に加え、プールやスタジオが完備されており様々な運動が出来る
  • スポーツジム:ダンベルやマシンなどトレーニング器具が設置されているジム

スポーツジムがダンベルやマシン器具などを使って『筋力トレーニング』を中心に行うことに対して、フィットネスクラブでは、筋力トレーニングはもちろん、プールやスタジオレッスンなど様々な運動を行います。そのためフィットネストレーナーは非常に幅広い指導スキルが求められるのです。

また24時間ジムである『エニタイムフィットネス』や『JOYFIT24』はスポーツジムに、『コナミスポーツクラブ』や『ティップネス』はフィットネスクラブに該当します。

フィットネストレーナーの平均年収

フィットネスインストラクターの平均年収は、大手企業の場合であれば320万円〜480万円程度、中小企業の場合で308万円〜420万円程度です。日本の平均年収は約433万円ですので、日本の職業の中でも平均的な年収となっています。

ただし上記の金額はあくまで『正社員』として働いた場合の年収です。スポーツジムの中には、契約社員やアルバイト、パートタイマーの雇用形態となる所も多く、その場合の平年年収は200万円〜300万円程になります。フィットネスクラブ内でもパーソナルセッションを行いインセンティブなどで稼ぐことも可能ですが、ボーナスなどがないジムだと家族を養っていくにはやや厳しいでしょう。

フィットネストレーナーのメリット

フィットネストレーナーのメリットを解説していきます。フィットネストレーナーのメリットは以下の3つです。

  • 実力次第で年収が変動する
  • 開業ができる
  • 需要が高まっている

順に深堀して解説していきます。

実力次第で年収が変動する

実力次第で年収が変動するのが、フィットネストレーナーの仕事です。フィットネスクラブでのレジスタンストレーニング・アクアエクササイズ・スタジオプログラムなど、フィットネストレーナーには様々な指導スキルが必要になります。高い指導力を持つフィットネストレーナーは、会員やフィットネスクラブ側からも重宝され、必然的に年収も伸びていくでしょう。

またフィットネストレーナーとして高収入を得るためには、指導スキルだけに特化していれば良い訳ではありません。フィットネスクラブの売上を向上させるための『マーケティングスキル』や部下を育成するための『マネジメントスキル』も必要です。

こうしたスキルを身に付けているフィットネストレーナーはジム側からも非常に重宝されます。将来的には店長やエリアマネージャー、ひいては経営幹部を目指すことができるでしょう。フィットネストレーナーは実力次第で昇級が決まりやすく、年収も変動しやすい仕事です。

開業ができる

フィットネスクラブの独立・開業ができることもフィットネストレーナーのメリットです。フィットネスクラブを開業するには、特別な国家資格は必要なく、基本的に誰でも開業することができます。もちろんフィットネストレーナー未経験でフィットネスクラブを開業することも可能です。実際に未経験からフィットネスクラブのオーナーになる人もいます。

フィットネスクラブを開業し、経営に成功することが出来れば、年収1,000万円以上を目指すことも夢ではありません。スポーツジムに比べ会員数も多くなりがちなフィットネスクラブは、成功すれば大きな利益を得ることができるでしょう。

しかし近年ではコロナ禍の影響もあり、フィットネスクラブ業界は厳しい市場状態にあります。大手フィットネスクラブでも閉店する店舗が多くあり、開業を成功させることも容易ではありません。徐々に市場は回復しつつあるものの、誰でも経営に成功出来る訳ではないので注意が必要です。

需要が高まっている

フィットネストレーナーは今非常に需要が高まっている仕事です。フィットネスブームなどの影響により、ジムに通う人も増えている現在では、フィットネストレーナーの需要が年々高まってきています。

大手フィットネスクラブを中心にフィットネストレーナーの採用を募集している企業も多いです。正社員としての募集はもちろん、フリーランストレーナーの仕事を募集するフィットネスクラブも多くあります。現在フィットネストレーナーとして活動しているトレーナーにとっては、キャリアアップのチャンスです。

また徐々にではありますが、フィットネストレーナーの年収も少しずつ上がってきています。これからフィットネストレーナーを職業として定着させたい人にとっては、有利な時代です。

フィットネストレーナーのデメリット

フィットネストレーナーのデメリットについて解説していきます。フィットネストレーナーのデメリットは主に下記の2つです。

  • 競争が激しい
  • 他業界の転職にはやや不利

順に深堀して解説していきます。

競争が激しい

トレーナー同士の競争が激しいことがデメリットです。前述した通り、フィットネストレーナーの需要は年々高まっています。しかし一方でフィットネストレーナーを目指す人も多くなり、競争は激化しているのが現状です。

フィットネスクラブ内での昇格はもちろん、企業の採用募集に対して募集人数の方が多いことがあるので、採用倍率も高い傾向にあります。特に大手フィットネスクラブの採用倍率は非常に高く、4次面接まで行うことも多いです。正社員としてフィットネストレーナーになること自体が、以前と比べて難しい時代となりました。

また正社員になったとしても、何らかの実績が出せなければ、昇給できないフィットネスクラブも多いです。店長やマネージャーなどの管理職に就ける人数は限られているため、誰でも簡単に高収入を上げることは難しいでしょう。しっかりと実績と経験を積み、目立った成果を挙げることが求められています

他業界への転職にはやや不利

フィットネストレーナーは専門性が高い仕事である一方、他業界への転職が難しいという欠点があります。専門性が高い故に他業界でフィットネストレーナーのスキルを活かすことは少し難しいのです。

例えば、解剖学や運動生理学の知識はフィットネストレーナーにとって必須の知識ですが、IT業界などでは活かすことはできません。フィットネストレーナーであった人が、業種・業界未経験でも活かせるスキルはコミュニケーション能力くらいのものです。

ただし店長やマネージャーとして管理職の経験がある人は、他業界でも管理職としてキャリアアップ転職が出来る可能性があります。まずはフィットネストレーナーとして他業界でも活かせるスキルを磨いておくことが大切です。

フィットネストレーナーとして稼ぐための方法

スポーツジムトレーナーとして稼ぐための方法について解説していきます。スポーツジムトレーナーとして高い報酬を得るためには、ただ働いているだけではいけません。具体的な方法は主に以下の5つです。

  • 高い実績をあげる
  • より待遇の良いフィットネスクラブに転職する
  • 資格を取得する
  • アメリカで活動する
  • フィットネスクラブを開業する

順に深堀して解説していきます。

高い実績をあげる

まずはフィットネストレーナーとして実績をあげていくことが必須です。フィットネストレーナーと言ってもサラリーマンと働き方は、さほど変わりません。サラリーマンが出世して給料を上げていくこと同様に、フィットネストレーナーとして社内で出世していくことが大切です。

前述した通り、フィットネストレーナーとして高い年収を得るためには、店長職やマネージャーなど何らかの管理職に就く必要があります。トレーナーとしての実績はもちろんですが、お客様と仲間から高い信頼を得ることで、管理職を任せてもらえる機会を得られるでしょう。

まずは管理職就任を目指し、信頼を積み重ねていくことが大切です。ボディメイク指導だけに特化していてもフィットネスクラブの管理職に就くことはできません。日頃からマネジメントの勉強をしておきましょう。

より待遇の良いフィットネスクラブに転職する

転職もフィットネストレーナーとして年収を上げるために有効な方法です。キャリアップのためにより待遇の良いフィットネスクラブに転職することで、大幅に年収を上げられる可能性があります。

残念なことにフィットネストレーナーの中には、給料が初任給からさほど変わらないまま、何十年も同じフィットネスクラブで働き続けている人も多いです。勤めているフィットネスクラブの居心地が良いなら問題ありませんが、給料に不満を持ちながら何十年も働き続けることは得策ではありません。

もし現在勤めているフィットネスクラブで何らかの実績を出してるならば、今より高待遇で別のフィットネスクラブに転職を成功させられる可能性があります。求人サイトなども積極的に閲覧し、年収を上げるために行動することが大切です。

資格を取得する

『スポーツプログラマー』や『健康運動実践指導士』などの協会認定資格を取得することも、フィットネストレーナーとしての年収を上げるための方法です。特にフィットネストレーナーとしての実績がない人は、資格を取得することで、お客様からの信頼を得ることができます。

フィットネストレーナーとして人気を得るためには、自分自身をブランディングしていく必要があります。『資格の取得』はセルフブランディングの最も簡単で有効な方法です。

またフィットネストレーナーの資格は、鍼灸師や柔道整復師などの国家資格と違って特別な取得条件がありません。基本的に誰でも取得可能なので、まずは資格を取得することからスタートしましょう。

アメリカで活動する

アメリカで活動することもフィットネストレーナーとして稼ぐために有効な方法です。アメリカのフィットネストレーナーの平均年収は約600万円と言われており、日本に比べるとかなり高額な年収となっています。

フィットネスの本場であるアメリカでは、日本に比べると非常にフィットネストレーナーの需要も高いです。アメリカでは『メタボリックシンドローム』などが重大な社会問題となっており、フィットネストレーナーの社会的重要度も高い傾向にあります。

フィットネス市場自体も日本に比べると大きいため、比例して得られる年収も高いです。もちろんトレーナー同士の競争が厳しい状態ではありますが、アメリカで活躍することが出来れば日本で働くよりも高額な年収を得ることが出来るでしょう。

フィットネスクラブを開業する

フィットネストレーナーとして高い年収を得るための方法は、自身でフィットネスクラブを開業することです。自身のフィットネストレーナーとしての給与ではなく、店舗の売上がそのまま自身の年収に直結します。開業し経営に成功すれば、年収1,000万円以上も夢ではないでしょう。

しかし自身でフィットネスクラブの開業を成功させることは簡単ではありません。トレーナーとしてのスキルだけでなく、マネジメント・マーケティング・法的教養など様々なスキルが必要だからです。そのためフィットネストレーナーとして成功できたからといって、フィットネスクラブの運営が上手くいくとは限りません。むしろフィットネスクラブの経営を成功させることは、トレーナーとして成功するより遥かに難しいでしょう。

フィットネスの経営を成功させるためには、豊富な経験と知識を身に付けることが大切です。もし可能であれば、まずフィットネスクラブに従業員として勤め、店舗運営のノウハウを学ぶことをおすすめします。フィットネスクラブの開業を成功させることは決して簡単ではありませんが、地道に努力を重ねることで十分に成功は可能でしょう。

フィットネスインストラクターは夢のある仕事

フィットネスインストラクターとして成功することは、決して簡単なことではありません。しかしフィットネストレーナーとして成功を納め、管理職やジムの開業をして成功することができれば、年収1,000万円以上にたどり着くことも可能です。フィットネストレーナーは非常に夢のある仕事でもあり、同時に人々の健康をサポートするやりがいのある仕事。まずはフィットネストレーナーとして経験と実績を積み、“稼げるフィトネストレーナー”を目指しましょう。

執筆者:otago
読み進める前に:失敗しないパーソナルジムの開業

・初めてのパーソナルジム開業で上手くいくか不安…
・パーソナルジムを開業予定だが何から始めたらいいかわからない…
・今より収入を増やしたい…
・店舗展開を見据えた1店舗目にしたい…

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