鍼灸師・はり師になるには?役立つ資格/種類・仕事内容と向いてる人 | ダイエットパートナー

鍼灸師・はり師になるには?役立つ資格/種類・仕事内容と向いてる人

「鍼灸師・はり師になるにはどうしたらいいの?」
「鍼灸師・はり師になるために必要な資格は?」
「鍼灸師・はり師の仕事内容や働き方を知りたい」

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鍼灸師・はり師について知りたい人は、この記事を全て読み込むことで、鍼灸師・はり師の仕事内容・必要な資格・向いている人の特徴を短時間で学べることをお約束します。

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鍼灸師・はり師の仕事内容

鍼灸師とは、『はり師』と『きゅう師』という2つの国家資格を合わせた総称です。鍼灸師は「鍼(はり)」と「灸(きゅう)」を使い全身に存在するツボや筋肉に刺激を与え、人間が持つ自然治癒力を高めたり、病気の改善や予防、健康回復を目的として治療を行う東洋医学の専門家になります。

また『はり師』と『きゅう師』の違いは下記のようになっています。

はり師
症状に合わせて適切なツボや筋肉に鍼を刺して刺激を与え、治療を行う国家資格。
きゅう師】
鍼ではなく、艾(もぐさ)を燃やしツボを刺激することで治療を行う国家資格。

患者の状態に合わせた治療を行うために、『はり師』と『きゅう師』の両方を所有している鍼灸師・はり師も多いです。国家資格というだけあって信頼性が高く、治療院を独立開業をしている鍼灸師・はり師も多くいます。

鍼灸師・はり師になる方法

鍼灸師・はり師となるには、前述した『はり師』もしくは『きゅう師』の国家資格を取得することが前提です。鍼灸師・はり師は医療系の仕事なので、国家資格を取得しなければ施術を行うことはできません。万が一無資格のまま施術を行なった場合、違法行為となり摘発される可能性もあるので、国家資格なしでの施術は絶対に行うべきではないでしょう。

鍼灸師の国家資格である『はり師』『きゅう師』の試験合格率は、約80%と言われています。しっかりと国家試験に準備をすれば、難易度は他国家資格と比べ高くありません。とはいえ国家試験の準備や、受験までのプロセスは決して簡単でないことも事実です。しっかりと計画を立てた上で、鍼灸師・はり師を目指し、入念に勉強と試験対策を行うことが必要となってきます。

また鍼灸師・はり師になるためには、厚生労働省と文部科学省が指定する鍼灸師の養成機関(専門学校や大学)を卒業することが必須です。そのため自宅での完全独学で鍼灸師の国家資格である『はり師』と『きゅう師』を取得することはできません。通信教育での取得も不可能なので、現在就業中の社会人が鍼灸師の資格を取得するのは困難です。ただし養成校の中には『夜間部』を設置している学校もあります。「社会人として働きながら、夜は学校に通う」というかなりハードな生活になりますが、どうしても働きながら鍼灸師国家資格を取得したい人は、夜間学校への入学を検討してみてください。

鍼灸師・はり師の平均年収

鍼灸師・はり師の平均年収は、350万円〜450万円と言われています。日本の全体平均年収は約450万円となっているので、日本の全体平均年収と同じかやや低めです。ただし鍼灸師・はり師は年齢による給料の差が少なく、経験を重ねて高い技術を身に付けることが出来れば、高収入も期待できます。

鍼灸師・はり師の給与は、鍼灸院や整骨院、病院などの医療施設で勤務スタッフとして働いている場合と、鍼灸院を独立開業している場合、個々の実績や技術・経験値の差、ボーナスの有無などによって変化します。

特に高収入を得ている鍼灸師・はり師の中には、独立・開業に成功した人が多いです。自身で鍼灸院などを開業し、経営を成功させることができれば高収入を期待できるでしょう。しかし治療院の開業はかなりリスクも高く、誰でも成功できるものではありません。鍼灸師・はり師であっても全員が開業をするのではなく、医療施設や病院で安定した給料を稼ぐ人も多いです。

下記の記事ではさらに詳しく鍼灸師の年収について解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

鍼灸師は稼げない?年収・給料の現実と稼ぐために知るべきこと

鍼灸師・はり師に向いている人

鍼灸師・はり師に向いている人の特徴について解説していきます。鍼灸師・はり師に向いている人の特徴は主に下記の3つです。

  • 人々の健康をサポートしたい人
  • 専門性の高い職業に就きたい人
  • 将来的に独立・開業をしたい人

順に深堀して解説していきます。

人々の健康をサポートしたい人

人々の健康をサポートしたい人は、鍼灸師・はり師の仕事が向いています。鍼灸師・はり師は言わずと知れた医療系の職業です。鍼灸のスキルを活かし、人々の健康をサポートしていきます。非常にやりがいは大きく、多くの人の健康をサポートすることができるでしょう。

ただし鍼灸師・はり師は、非常に責任が大きい仕事でもあります。実際に鍼灸師・はり師が施術に失敗し、訴えられるケースがあるのも事実です。「治療に対する責任を持つ」という点では、医師や看護師と大きな違いはありません。治療に対する失敗が許されない職業でもあるのです。

責任が大きい仕事でもあることから、鍼灸師・はり師の多くがプライドを持って仕事をしています。「鍼灸(鍼)を通して人々の健康をサポートしたい」という強い思いがなければ鍼灸師・はり師の仕事は務まらないでしょう。

専門性の高い職業に就きたい人

専門性の高い職業に従事したい人は、鍼灸師・はり師の仕事が向いている人です。鍼灸師の国家資格を取得することで、自身に高い専門性を身に付けることができます。鍼灸師と一言で表しても、その役割は様々です。年代は小児〜高齢者まで、働く場所も鍼灸院・クリニック・美容外科・スポーツ施設など、鍼灸師が活躍できる場所は多種多様にあります。

特に近年では人々の健康・美容意識の高まりから、鍼灸師は社会的価値が高まってきているのも事実です。鍼灸師は国家資格ということもあり、試験の難易度が高いだけでなく、取得までのプロセスも険しくなっています。鍼灸師・はり師は誰でも簡単になれる職業ではないのです。

しかし鍼灸師の国家資格を取得することが出来れば、高い専門性が身に付くため、キャリアアップはもちろん、他者の人生にも大きく貢献することができるでしょう。取得難易度が高いだけあって、鍼灸師の国家資格取得で得られるメリットは大きいのも特徴です。

将来的に独立・開業をしたい人

将来的に独立もしくは開業をしたい人も鍼灸師・はり師に向いているでしょう。鍼灸師には国家資格取得後、開業権が与えられます。様々な規定を満たす必要はありますが、独立開業して、自分自身が思い描く治療院を造りあげることが可能です。

また開業以外にも『訪問治療』という形で、独立することもできます。訪問治療とは鍼灸師が患者の元に自ら出向いて、患者宅で施術を行うことです。訪問治療の場合でも保険診療として認められるため、出張専門の鍼灸師・はり師として独立することができます。店舗を構えて営業を行う必要がないので、店舗運営の管理もなく、比較的低予算で鍼灸師・はり師としての治療を行うことが可能です。

医療系資格の中でも開業権が与えられる資格は限られます。鍼灸師・はり師は開業権が認められている資格なので、鍼灸の技術と知識を活かし開業に成功できれば、より多くの人を治療し高い年収を得ることが出来るでしょう。

鍼灸師・はり師に役立つ資格

鍼灸師・はり師になるために役立つ資格を紹介します。鍼灸師・はり師におすすめの資格は以下の4つです。

  • 鍼灸師
  • 柔道整復師
  • あん摩マッサージ指圧師
  • 健康運動指導士

順に深堀して解説していきます。

鍼灸師

鍼灸師・はり師を目指すならば国家資格である『鍼灸師資格』の取得が必須です。鍼灸師は、『はり師』と『きゅう師』という2つの国家資格を合わせた総称になります。鍼灸師とは「鍼(はり)」と「灸(きゅう)」を使い全身に存在するツボや筋肉に刺激を与え、人間が持つ自然治癒力を高めたり、病気の改善や予防、健康回復を目的として治療を行う東洋医学の専門家です。

鍼灸師の数は年々増加傾向にあり、17万人以上の鍼灸師が全国で活躍しています。東洋医学への関心や健康・美容意識の高まりが、鍼灸師の活躍の場を拡げている主な要因です。また鍼灸師の活躍の場も、医療施設・開業医・スポーツ施設・美容クリニックなど非常に幅広くなってきており、鍼灸師は将来性の高い国家資格となっています。今後も日本人の美容・健康意識は高まっていくことが予測されており、同時に鍼灸師の担う役割も増えていくはずです

鍼灸師の国家資格である『はり師』『きゅう師』の試験合格率は、約80%と言われています。しっかりと国家試験に準備をすれば、難易度は他国家資格と比べ高くありません。とはいえ国家試験の準備や、受験までのプロセスは決して簡単でないことも事実です。しっかりと計画を立てた上で、鍼灸師を目指し、入念に勉強と試験対策を行うことが必要となってきます。

下記の記事ではさらに詳しく鍼灸師の資格について解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

鍼灸師は取得すべき?資格情報と合格難易度・費用と独学情報まで解説!

柔道整復師

柔道整復師も鍼灸師におすすめの資格になります。柔道整復師は、厚生労働省が認定する国家資格です。高校卒業後、都道府県知事が指定した専門の養成施設(三年間以上修学)か文部科学省が指定した四年制大学で解剖学、生理学、運動学、病理学、衛生学、公衆衛生学などの基礎系科目と柔道整復理論、柔道整復実技、関係法規、外科学、リハビリテーション学などの臨床系専門科目を履修します。国家試験を受け、合格すると厚生労働大臣免許の柔道整復師となります。昔から『ほねつぎ』『接骨師』として広く知られ、現在でも国家資格に認定されるほど、知名度と信頼度の高い資格です。

柔道整復師は、打撲や捻挫、脱臼、骨折のようなけがの治療をおこなうエキスパートです。医師のように外科や投薬と言った治療はおこなわず、手技やテーピングを施して怪我の治療を行います。一般的な外科治療と違い、薬の処方や手術などは行わないため、柔道整復師になるために医師免許は必要ありません。ただし実際に治療を行う観点では、外科医師などと大きな違いはなく、高い技術と豊富な知識が求められるのも事実です。簡単に取得できる資格ではなく、取得までのプロセスも長く、合格率も他の民間資格に比べて低い傾向にあります。

『鍼灸師』と『柔道整復師』の二つを取得しておくことで、筋肉などの外傷へのアプローチ(柔道整復)と、内臓やメンタルへのアプローチ(鍼灸)の2つの手技を併せ持つことができます。他の鍼灸師との差別化になることはもちろん、鍼灸師と柔道整復師の知識と手技を活かして、応急処置からコンディショニングまで対応できるため、スポーツトレーナーとして活躍の場が拡がります。

下記の記事ではさらに詳しく柔道整復師の資格について解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

柔道整復師は取得すべき?資格情報と合格難易度・費用と独学情報まで解説!

あん摩マッサージ師

鍼灸師・はり師におすすめの資格の一つが国家資格の『あん摩マッサージ師』です。あん摩マッサージ師の資格は、病院や治療院で働く時に役立てることができます。あん摩・マッサージ・指圧の技術を使って患者の体に起こる変調を緩和させることが本資格の主な目的。『撫でる・摩る・揉む・圧す』などの施術を通じて患者の症状を治療することが可能です。

あん摩マッサージ指圧師は、はり師、きゅう師等に関する法律で、「あはき法」と略されて呼ばれています。また、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師の国家資格のすべてを持っている人のことを「三寮師(さんりょうし)」とも言われています。鍼灸師の資格と一緒に活用することで、よりスキルの高い人材として認められるでしょう

あん摩マッサージ指圧師資格は、国が認める専門学校(もしくは短大や大学など)か養成施設で3年以上の知識や技術を取得しなければいけません。また、あん摩マッサージ指圧師の養成学校は全国に25校ほどしかないので、入学試験の倍率も高くなることが多いです。鍼灸師の国家資格と同様、取得難易度は高いですが、取得する価値は非常に高い資格になります。

下記の記事ではマッサージ師の仕事について詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

マッサージ師になるには?役立つ資格/種類・仕事内容と向いてる人 仕事内容

健康運動指導士

健康運動指導士は、平成19年に『財団法人健康・体力づくり事業財団』よって新たに設立された日本の民間資格です。同団代によると本資格の目的は「個々人の心身の状態に応じた、安全で効果的な運動を実施するための運動プログラムの作成及び指導を行う者」とされています。正しい運動の知識を身に付け、老若男女問わず、人々の健康づくりをサポートするのが健康運動指導士の役目です。

健康運動指導士は、日本の団体が運営する民間資格です。パーソナルトレーナー資格やアスレティックトレーナー資格のように専門性の高い資格ではありませんが、老若男女問わず運動指導ができるようになることから、日本ではかなり人気の資格になります。現在延べ15,000人以上が本資格を取得しており、様々な場所で活躍しています。フィットネスクラブから福祉施設まで様々な場所で通用する、日本ではトップクラスに人気のある民間資格です。

鍼灸師が健康運動指導士の資格を取得しておくことで、健康管理に関する正しい知識を得ることはできるため、鍼灸師として患者様に心と体の両面から健康管理指導ができるやめ、信頼関係の構築やコミュニケーションが取りやすくなるでしょう。鍼灸師としてスキルアップを目指したい人におすすめの資格です。

健康運動指導士は稼げない?年収・給料の現実と稼ぐために知るべきこと

鍼灸師・はり師は需要の高い仕事

鍼灸師・はり師は日本でも古くから馴染みのある治療法であり、医療技術が発展した現代でも需要の高い仕事です。またアメリカなどの海外でも鍼灸師の需要は高まっており、日本よりも平均年収が高くなっています。開業や海外での活動も視野に入れれば、鍼灸師・はり師として高い年収を得られる可能性は十分にあるでしょう。今回の記事を参考に鍼灸師・はり師を目指してください。

執筆者:otago
読み進める前に:失敗しないパーソナルジムの開業

・初めてのパーソナルジム開業で上手くいくか不安…
・パーソナルジムを開業予定だが何から始めたらいいかわからない…
・今より収入を増やしたい…
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なぜなら、フランチャイズ加盟は確立された開業・運営モデルをそのまま自店舗の開業に反映でき、開業・経営の失敗リスクを最大限に下げることができるからです。

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