「柔道整復師の資格は取得すべき?」
「柔道整復師はどうやったら取得できる?」
「柔道整復師を取ったらどうなるの?」
上記でお悩みの方向けに、柔道整復師の取得方法や勉強方法・仕事内容についてまとめさせていただきました。
ぜひ皆さんのスポーツキャリア・フィットネスキャリアの役に立てれば幸いです。
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▶︎ 今すぐ無料相談を申し込む柔道整復師の特徴とは?
結論、柔道整復師は、フィットネスもしくは医療の現場で働きたい人におすすめの資格です。
柔道整復師の特徴について詳しく解説していきます。
厚生労働省の国家資格
柔道整復師は、厚生労働省が認定する国家資格です。高校卒業後、都道府県知事が指定した専門の養成施設(三年間以上修学)か文部科学省が指定した四年制大学で解剖学、生理学、運動学、病理学、衛生学、公衆衛生学などの基礎系科目と柔道整復理論、柔道整復実技、関係法規、外科学、リハビリテーション学などの臨床系専門科目を履修します。国家試験を受け、合格すると厚生労働大臣免許の柔道整復師となります。昔から『ほねつぎ』『接骨師』として広く知られ、現在でも国家資格に認定されるほど、知名度と信頼の高い資格です。
怪我の治療を行うエキスパート
柔道整復師は、打撲や捻挫、脱臼、骨折のようなけがの治療をおこなうエキスパートです。医師のように外科や投薬と言った治療はおこなわず、手技やテーピングを施して怪我の治療を行います。一般的な外科治療と違い、薬の処方や手術などは行わないため、柔道整復師になるために医師免許は必要ありません。ただし実際に治療を行う観点では、外科医師などと大きな違いはなく、高い技術と豊富な知識が求められるのも事実です。簡単に取得できる資格ではなく、取得までのプロセスも長く、合格率も他の民間資格に比べて低い傾向にあります。
社会貢献度の高い資格
柔道整復師は非常に社会貢献度の高い資格です。「患者を治療する」という面では、医師と担う役割は同じであり、人々の生活を大きく支える役割を担っています。近年では医療環境の不足が社会問題ともなっており、特に地方では受診できる医療機関が不足していることから、自治体によっては柔道整復師が街の人々の健康を支えている地域もあるほどです。柔道整復師の存在が欠かせない地域も多くあり、人々の健康を支える社会貢献度の高い資格であると言えます。
柔道整復師を所有するメリット
高い信頼を得られる
柔道整復師を取得する最大のメリットは、患者やお客様、さらには就業先から高い信頼を得られることです。柔道整復師の資格を得るためには、3年間養成学校に通う必要があり、かつ国家試験に合格しなければなりません。また養成校卒業後も定期的に開催される学会や講習会、研究会に参加し、知識と技術をより一層高める責務があります。日々進化する医療技術に対して、常に自分自身のスキルもブラッシュアップしていくことが求めれるのです。これは医師免許などの国家資格一般に求められる責務でもあります。取得して終わりではなく、常に最先端の技術と知識を学ぶことから、様々な人や企業からも認められるのが国家資格である柔道整復師の最大のメリットです。
開業できる権利を得られる
柔道整復師は、自分で接骨院(整骨院)を開業できる資格を得ることができる点も大きなメリットです。自分が理想とする整骨院を開業することができ、思いのままに経営を行うことができます。もちろん全ての責任は自分自身にあり、開業は簡単なことではありません。柔道整復師としての技能はもちろん、マネジメントやマーケティングなどの経営術も必要になります。しかし経営が成功できれば経済的な豊かさだけでなく、地域に貢献できる『やりがい』も得ることが可能です。そのため柔道整復師の中には開業する人が多くいます。
女性も活躍できる
柔道整復師は女性でも大いに活躍できる国家資格です。今まで女性の柔道整復師は数が少なく、開業医も少数でした。しかし時代の流れと共に、現在は女性の柔道整復師が非常に重宝されています。診療の場面では女性の繊細な気配りや対応が必要とされる場面が多いからです。また女性の柔道整復師で開業している人は少なく、比較的ブルーオーシャンであることも近年女性の柔道整復師が増えてきている理由でもあります。女性が柔道整復師として活躍し、将来は開業・独立が増えていくことが予想されます。
柔道整復師を取った方が良い人・おすすめな人
病院や接骨院で働きたい人
接骨院や病院で将来働きたい人に柔道整復師はおすすめの資格です。柔道整復師は、主に打撲・捻挫などの外傷や痛みに対して施術を行います。投薬や手術によって治療を行う外科医師と違って、手技やテーピングで施術を行うのが柔道整復師の役目です。そのため外科医師とは役割が異なり、病院やクリニックなどでも重宝されます。また接骨院は柔道整復師の最も代表的な職場です。特に医療機関の数が少ない地方では、接骨院で働く柔道整復師の役割が非常に大きいのも特徴です。また近年では、健康やダイエットに力を入れている院も多く、柔道整復師の資格と合わせてトレーナー資格も取得しておけば、よりキャリアップに繋げることが出来るでしょう。
トレーナーとして働きたい人
実は柔道整復師は、フィットネスクラブやスポーツチームなどでトレーナーとして働きたい人にもおすすめの資格です。フィットネスクラブにはボディメイク以外にも『膝痛』や『腰痛』などの悩みを抱えている半健常者も多く通っています。こうした人達の身体的機能の改善を行えることから、フィットネス業界でも柔道整復師は非常に重宝されます。またスポーツチームなどで活躍するアスリートも日々怪我に悩まされており、柔道整復師の中にはプロスポーツチームに属している人も多いです。接骨院や病院だけでなく、フィットネスクラブやスポーツチームでトレーナーとして働きたい人にも柔道整復師の取得はかなりおすすめできます。
将来的に独立開業をしたい人
将来、接骨院や整骨院の院長として独立・開業を目指したい人も柔道整復師の国家資格取得がおすすめです。柔道整復師は医療系の中で独立開業が認められている数少ない資格でもあります。ただし開業をする場合は、柔道整復師として実務経験を1年〜3年積んだ後に「柔道整復師施術管理者」の研修を受講し、施術管理者要件を満たすことが必要です。また近年では接骨院だけでなく、パーソナルジムを独立開業する柔道整復師も多くなっています。国家資格所有者ということでユーザー(お客様)からも高い信頼を得ることができ、実際に独立開業後の運営に成功しているパーソナルジムも多いです。
柔道整復師国家資格の受験要項と勉強方法
柔道整復師国家資格の試験合格率は60%以下となっており、かなり難易度の高い資格です。かつては合格率が90%前後で推移していましたが、合格率は年々低下傾向にあります。国家資格ということもあり、合格率の低さもさることながら、取得までのプロセスも険しいのが特徴です。
柔道整復師国家資格の取得方法
柔道整復師国家資格の取得プロセスは以下の通りです。
高校卒業
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養成校(柔道整復師養成施設として認定されている専門学校・短大・大学)にて3年間の学習
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国家試験受験
社会人が、働き続けながら勉強出来る『通信教育』もしくは『独学』にて取得することは不可能です。社会人がどうしても柔道整復師になりたい場合は、退職もしくは休職をして、養成校にて3年間の学習に励むことが必要となります。ただし中には『夜間部』を設置している養成校もあります。「社会人として働きながら、夜は学校に通う」というかなりハードな生活になりますが、どうしても働きながら柔道整復師国家資格を取得したい人は、夜間学校への入学を検討してみてください。
柔道整復師の勉強方法と試験科目
柔道整復師になるためには、養成校に通う必要があるため、そこでの勉強方法に従っていれば、試験内容を網羅することができます。あとは必要に応じてテキスト等を購入し自己学習することがおすすめです。
また柔道整復師の試験は以下の11科目になります。
【解剖学、生理学、運動学、病理学概論、衛生学・公衆衛生学、一般臨床医学、外科学概論、整形外科学、リハビリテーション医学、柔道整復理論、関係法規】
試験は年に1回開催されます。試験は午前と午後に分けて1日がかりで実施され、問題は全230科目です。
柔道整復師は治療のエキスパート
柔道整復師は怪我の治療を行うエキスパートです。国家資格であることから、信頼性も高く、取得すれば様々な現場で活躍出来る人材になれることでしょう。また将来的に独立開業が出来る点も柔道整復師の大きなメリットです。国家資格である柔道整復師の資格取得は決して簡単ではありませんが、多くの患者に貢献できる『やりがい』のある仕事です。これから接骨院はもちろん、スポーツトレーナーとして働きたい人は、ぜひ柔道整復師の国家資格取得にチャレンジしてみてください。