アスレティックトレーナーになるには?役立つ資格/種類・仕事内容と向いてる人 | ダイエットパートナー

アスレティックトレーナーになるには?役立つ資格/種類・仕事内容と向いてる人

「アスレティックトレーナーになるにはどうしたらいいの?」
「アスレティックトレーナーになるために必要な資格は?」
「アスレティックトレーナーの仕事内容や働き方を知りたい」

上記でお悩みではありませんか?

パーソナルジムの実店舗ダイエットパートナー」の運営も行い、数々の健康改善のお手伝いをしている株式会社FiiTが、アスレティックトレーナーの仕事に関して分かりやすく簡潔に執筆しました。

アスレティックトレーナーについて知りたい人は、この記事を全て読み込むことで、アスレティックトレーナーの仕事内容・必要な資格・向いている人の特徴を短時間で学べることをお約束します。

ぜひ皆さんのスポーツキャリア・フィットネスキャリアの役に立てれば幸いです。

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アスレティックトレーナーの仕事内容

アスレティックトレーナーは、競技者のスポーツ活動中の外傷・障害予防、コンディショニング、安全と健康管理 、医療資格者へ引き継ぐまでの救急対応という4つの役割に関する知識と実践する能力を活用し、 競技者の安全と安心を確保したうえで、パフォーマンスの回復や向上を支援することが目的の仕事です。

アスレティックトレーナーの仕事は、競技者の運動指導だけでなく、リハビリテーションや応急処置など非常に幅広く行います。様々な知識と技能が必要な仕事で、アスレティックトレーナーはスポーツジムトレーナーやフィットネストレーナーに比べると、広義の知識とスキルが求められることが特徴です。

数あるスポーツトレーナー関連の仕事の中でも高難易度とされており、アスレティックトレーナー資格である『日本体育協会公認アスレティックトレーナー資格』は最高難度のトレーナー資格です。合格率は10%以下となっており、日本代表トレーナーなど第一線で活躍するトレーナーの多くがこの資格を所有しています。

アスレティックトレーナーになる方法

アスレティックトレーナーになるには、アスレティックトレーナーを募集しているプロスポーツチームなどの団体などに雇用される必要があります。アスレティックトレーナーが活躍できるフィールドは、野球・バスケットボール・サッカーなど各競技の団体です。活躍できるフィールドが多いため、アスレティックトレーナーを目指す人も多くいます。

またアスレティックトレーナーになる人のほとんどが何らかのトレーナー資格を取得しており、資格なしでプロスポーツチームにアスレティックトレーナーとして雇用されるのはほぼ不可能です。資格を取得することで、トレーナーとしてのスキルアップはもちろん、アスレティックトレーナーとしての信頼を高めることが出来ます。

アスレティックトレーナーに必要な資格の詳細については後ほど詳しく解説しますが、『日本トレーナー体育協会公認アスレティックトレーナー』や国家資格である『理学療法士』など、取得難易度の高いものを所有しているアスレティックトレーナーが多いです。

アスレティックトレーナーの平均年収

アスレティックトレーナーの平均年収は、300万円〜500万円とされています。平均年収といっても非常に給与差が大きいことが特徴です。アスレティックトレーナーは仕事内容によって得られる報酬が大きく異なるため、給与差も比例して大きくなります。

アスリートやプロスポーツチームと専属契約を交わし年収1,000万円以上を稼ぐトレーナーもいる一方で、アスレティックトレーナーとしての仕事を得られず、年収が300万円以下となる人もいるのが実態です。中にはアルバイトなどの副業をして生計を成り立たせているアスレティックトレーナーもいます。

アスレティックトレーナーとして高年収か低所得であるかは、トレーナーの実力次第であることがほとんど。アスレティックトレーナーとして結果を出せれば高年収を得ることができる一方で、結果を出せないトレーナーは生計を立てること自体が難しいでしょう。良い意味でも悪い意味でも『実力次第』であるのがアスレティックトレーナーという職業です。

また下記の記事ではさらに詳しくアスレティックトレーナーの資格について解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

アスレティックトレーナーは稼げない?年収・給料の現実と稼ぐために知るべきこと

アスレティックトレーナーに向いている人

アスレティックトレーナーに向いている人の特徴について解説していきます。アスレティックトレーナーに向いている人の特徴は主に下記の3つです。

  • 健康への興味・関心が強い
  • トレーナーとして高い専門性を身につけたい
  • 将来的に独立したい人

順に深堀して解説していきます。

健康への興味・関心が強い

アスレティックトレーナーは、健康に対する興味・関心が人並み以上に強い必要があります。当たり前のことですが、単にビジネスとしてアスレティックトレーナーをやっていては、お客様から高い信頼を得ることはできません。自分自身が健康に興味・関心を持つことで、お客様の指導に活かすことが出来るのです。

アスレティックトレーナーが指導するスポーツ選手達は様々な目標や悩みを抱えています。選手一人ひとりによって取るべき指導も異なっており、適切な指導を行うためには、豊富な知識と高いスキルが必須です。健康への興味・関心が強い人は、アスレティックトレーナーとしての勉強に励み、常に様々な情報を吸収することで、適切な指導を行うことができるでしょう。

選手からのどんな質問にも的確に答えられ、かつその人にとって適切な指導を行えるアスレティックトレーナーが、選手から信頼を勝ち取ることができます。

トレーナーとして高い専門性を身につけたい

トレーナーとして高い専門性を身につけたい人は、アスレティックトレーナーを目指すべきです。アスレティックトレーナーの仕事は非常に幅広く、競技者の運動指導だけでなく、コンディションニング・メンタルケア・テーピングなど競技に関わる全般を担当します。

競技者のサポート全般を担当するため、非常に高い専門性が身に付くでしょう。スポーツジムトレーナーやフィットネストレーナーよりも遥かに高い専門性が必要になるため、仕事の難易度も高いです。

アスレティックトレーナーとして高い実力と実績を身に付けることができれば、様々なアスリートやスポーツ団体から重宝される存在になれることでしょう。もしスポーツジムトレーナーやコンディショニングトレーナーに転向する際にも、アスレティックトレーナーとして培ってきた知見が大いに役立ちます。

将来的に独立したい人

フリーのトレーナーとして将来的に独立したい人も、アスレティックトレーナーが向いています。実際に複数のアスレティックトレーナーが独立に成功し、日本でもプロ野球・Jリーグ・V リーグなど様々な場所で活躍している人も多いです。

独立をすることは決して簡単ではありませんが、独立し第一線で活躍することが出来れば非常に高い給与を得ることも可能です。アスレティックトレーナーの中には、日本代表トレーナーやプロアスリートとの専属契約を果たしている人もいます。

同じトレーナーとしての職業でも独立できる職業は限られています。中でもアスレティックトレーナーは特に独立がしやすいトレーナー職の一つです。また独立に成功しプロスポーツチームやプロアスリートと専属契約ができれば、非常に高い年収を稼げる可能性があります。アスレティックトレーナーは、非常に夢のある職業なのです。

アスレティックトレーナーに役立つ資格

アスレティックトレーナーになるために役立つ資格を紹介します。アスレティックトレーナーにおすすめの資格は以下の5つです。

  • NSCA-CPT
  • JHCA-HC
  • 健康運動実践指導者
  • 理学療法士
  • 日本体育協会公認アスレティックトレーナー

順に深堀して解説していきます。

NSCA-CPT

NSCA-CPTはアスレティックトレーナーを目指す人は積極的に取得すべき資格です。NSCAとは「National Strength and Conditioning Association」の略で、トレーニングやパフォーマンスアップの分野での研究を実用化させ、「科学者とスポーツ現場指導者との橋渡し」することを使命としています。NACA-CPTは、科学的な知識を基に、男女問わず様々な年齢層の人に対して生きていく上でなくてはならない運動や健康に関する知識を提供するといった、トレーニングやフィットネスに関する専門的知識や技術を持っている人であると認定する資格です。

NSCA-CPTでは、身体を動かすために必要な体力のサポートと、人間になくてはならない健康に関する知識をお客様に伝え、トレーニングやフィットネスに関する専門的なスキルや知識を持っている人を認定する資格です。アスレティックトレーナーの専門資格ではありませんが、ぜひ取得しておきたいトレーナー資格になります。

またNSCA-CPTは、民間のトレーナー資格の中でもトップクラスに人気のある資格です。数々の調査でも人気No.1の評価を受けており、これから初めてトレーナー関連の資格取得にチャレンジするなら、NSCA-CPTは非常におすすめできる資格になります。

下記の記事ではさらに詳しくNSCA-CPTの資格について解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

NSCA-CPTは取得すべき?資格情報と合格難易度・費用と独学情報まで解説!

JHCA-HC

JHCA-HC(ホリスティックコンディショナー)は、『Japan Holistic Conditioning Association(日本ホリスティックコンディショニング協会』が発行する資格です。同じくJHCAが発行する『JHCA-FC(フィットネスコンディショナー)の上位資格となっており、資格難易度もJHCA-FCに比べて高い資格となっています。スポーツパフォーマンスはもちろん、健康・美容・半健常者など様々なニーズのコンディショニング知識を身に付ける専門性の高い資格です。

JHCA資格はコンディショニングに特化したトレーナー資格です。中でもJHCA-HCは取得難易度も高く、コンディショニングに関する高い知識と技術が求められます。取得すれば、アスリートのコンディショニングを管理する知識・技術を得ることが可能です。コンディショニングに関する興味・関心は近年高まってきており、アスリートだけでなく一般ユーザーに対するコンディショニングアプローチも注目が高まってきています。プロスポーツ選手へのパーソナルトレーニングのみならず、スポーツクラブや民間施設での活躍にも役立つ資格です。

アスレティックトレーナーにとってコンディショニングの知見は欠かせません。アスリートのパフィーマンスを最大限引き出すためには、コンディショニング指導が必須だからです。JHCA-HCを取得することで、アスレティックトレーナーとして確実にスキルアップすることが出来ます。

JHCA-HCは取得すべき?資格情報と合格難易度・費用と独学情報まで解説!

健康運動実践指導者

健康運動実践指導者は、平成19年に『財団法人健康・体力づくり事業財団』よって新たに設立された日本の民間資格です。同団代によると本資格の目的は「積極的な健康づくりを目的とした運動を安全かつ効果的に実践指導できる能力を有すると認められる者」とされています。

健康運動実践指導者は、運動を通じて人々の健康をサポートする社会貢献度の高い資格です。サッカートレーナーはもちろんのこと、本資格の知識・技術を活かして病院や福祉施設で運動指導を行っている人も多くいます。運動機能障害を持った人に対して、運動面からのアプローチを実施し、運動機能の改善をサポートします。高齢化社会により、運動機能障害を抱えている人も多いですが、健康運動実践指導者はこうした半健常者の悩みを解決する社会貢献度の高い資格です。

健康運動実践指導者の資格では、運動に対する基本的なアプローチを学ぶことが出来ます。アスレティックトレーナーが運動に対する基本的な仕組みを学んでおくことは重要です。選手に実践的な指導を行うアスレティックトレーナーは、ぜひ取得しておきたい資格の一つになります。

下記の記事では健康運動実践指導者についてさらに詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

健康運動実践指導者は取得すべき?資格情報と合格難易度・費用と独学情報まで解説!

理学療法士

理学療法士は、日本の医療系の国家資格です。1965年に、『理学療法士および作業療法士法』が施行されたのをきっかけに、翌年1966年に第1回理学療法士国家試験が実施されました。理学療法士は『「Physical Therapist」を略してPTとも呼ばれます。

理学療法士の資格を取得することで、高い専門性を身に付けることが可能です。理学療法士はけがなどで身体に障がいを持つ人に対してリハビリテーションをおこなう医療専門資格。理学療法士の資格を活かすことで、選手が怪我をした際のリハビリテーションをサポートすることができるでしょう。

実際にプロスポーツ選手のアスレティックトレーナーとして活躍する人の多くが、理学療法士の資格を取得しています。国家資格ということもあり、取得難易度も高いですが、取得することができればアスレティックトレーナーとして高い信頼を築くことができるでしょう。

また下記の記事では『理学療法士』についてさらに詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

理学療法士は取得すべき?資格情報と合格難易度・費用と独学情報まで解説!

日本体育協会公認アスレティックトレーナー

日本体育協会公認アスレティックトレーナー資格は、『JSPO(公益財団法人日本スポーツ協会)』が運営する民間資格です。競技者のスポーツ活動中の外傷・障害予防、コンディショニングやリコンディショニング、安全と健康管理 、医療資格者へ引き継ぐまでの救急対応という4つの役割に関する知識と実践する能力を活用し、 競技者の安全と安心を確保したうえで、パフォーマンスの回復や向上を支援することが目的となります。ボディメイクを中心に指導するスポーツトレーナーと違って、よりメディカル面(コンディショニングや障害予防)での要素が強く、専門性の高い資格だと言えます。

日本体育協会公認アスレティックトレーナー資格は、国内の民間トレーナー資格の中ではトップクラスの人気と信頼性を持つ資格です。パーソナルトレーナー資格や健康指導士の資格を所有しているトレーナーは多いですが、競技者の指導に特化した本資格を所有しているトレーナーは決して多くありません。試験難易度も非常に高く、取得も困難と言われているため、所有していれば、かなりの信頼を得ることができます。

また日本体育協会公認アスレティックトレーナー資格の合格率は10%以下となっており、日本のトレーナー資格の最難関と言われています。そのため綿密な対策と効率的な勉強方法が必須です。取得することは決して簡単ではありませんが、取得に成功すればアスレティックインストラクターとしてより高いキャリアを目指す手助けとなるでしょう。

下記の記事ではさらに詳しく日本体育協会公認アスレティックトレーナーの資格について解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

日本体育協会公認アスレティックトレーナーは取得すべき?資格情報と合格難易度・費用と独学情報まで解説!

アスレティックトレーナーは夢のある仕事

アスレティックトレーナーは非常にやりがいがあり、夢のある仕事です。しかしアスレティックトレーナーは年収格差が大きく、この仕事だけでは生活の糧を得られない人もいます。しかしアスレティックトレーナーとして一流になり、プロスポーツチームやプロアスリートとの専属契約を結ぶことができれば、年収1,000万円を稼ぐことも夢ではありません。ぜひ今回の記事を参考にアスレティックトレーナーを目指してください。

執筆者:otago
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