マッサージ師になるには?役立つ資格/種類・仕事内容と向いてる人 | ダイエットパートナー

マッサージ師になるには?役立つ資格/種類・仕事内容と向いてる人

「マッサージ師になるにはどうしたらいいの?」
「マッサージ師になるために必要な資格は?」
「マッサージ師の仕事内容や働き方を知りたい」

上記でお悩みではありませんか?

パーソナルジムの実店舗ダイエットパートナー」の運営も行い、数々の健康改善のお手伝いをしている株式会社FiiTが、マッサージ師の仕事に関して分かりやすく簡潔に執筆しました。

マッサージ師について知りたい人は、この記事を全て読み込むことで、マッサージ師の仕事内容・必要な資格・向いている人の特徴を短時間で学べることをお約束します。

ぜひ皆さんのスポーツキャリア・フィットネスキャリアの役に立てれば幸いです。

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マッサージ師になる方法

マッサージ師になるためには、まず『あん摩マッサージ指圧師』という国家資格を取得することが必須です。本資格がなければ、マッサージ師として活動できないことはもちろん、マッサージを主とした治療院を開業することはできません。

普段何気なく耳にする『マッサージ』という言葉ですが、鍼灸や整骨などと同じく治療法として国が指定しており、あん摩マッサージ指圧師の国家資格がなければ施術を行うことが認められていないのです。もし違反した場合は、『あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律(昭和22年法律第217号)』により処罰の対象となります。

また一部無資格で「マッサージに近い施術」を行う治療院もあるのも事実です。しかし、こうした治療院は国に認められておらず、あくまで『ほぐし』や『施術』といった言葉を使っており、マッサージというキーワードは使用しないで施術を行っています。批判する訳ではありませんが、国に認められた『治療院』でないことは理解しておきましょう。

マッサージ師の仕事内容と働き方

マッサージ師の仕事内容と働き方について詳しく解説しています。一言に『マッサージ師』と表しても、働く環境によって仕事内容は様々。マッサージ師の働き方は、主に以下の3つです。

  • 病院や治療院で働く
  • スポーツジムやスポーツチームで働く
  • 治療院を開業する

順に深堀して解説していきます。

病院や治療院で働く

マッサージ師が働く代表的な例は、病院や治療院で働くことです。仕事内容は、あん摩・マッサージ・指圧の技術を使って患者の体に起こる変調を緩和させることになります。『撫でる・摩る・揉む・圧す』などの施術を通じて患者の症状を治療することが、病院や治療院で働くマッサージ師の役目です。

また医療機器や薬を使って治療を行う西洋医学と違って、『手技』を使い直接的に患者の身体に触って血行を促進して体を改善して不調を解消・軽減させます。そのため病院や治療院で働くためには、マッサージ師としての高いスキルはもちろん、ある程度の実績が必要です。

一時は西洋医学への依存が高まった日本ですが、近年再びマッサージなどの東洋医学が注目を集めています。西洋医学に限界を感じ、マッサージ治療院に通い始める患者さんも多いです。

スポーツジムやスポーツチームで働く

マッサージ師の中には、スポーツジムやスポーツチームで働く人も増えてきています。特に近年では、スポーツ医療に対する関心が高まっている時代です。マッサージも東洋医学を取り入れたスポーツ医療の一環として注目を集めています。

アスリートに対する怪我の治療だけでなく、コンディショニン維持の手段としてマッサージが導入されているようです。的確な施術で安全に筋肉をほぐし、アスリートの疲労を取り除く役割をマッサージ師が担っています。

またプロスポーツチームに帯同するなどしてチームと専属契約を結ぶマッサージ師もいるようです。病院や治療院よりも高額な報酬を得ることができるため、プロスポーツチームとの契約を積極的に行うマッサージ師も増えてきました。これから益々注目度が高まっていくことが予想される働き方です。

治療院を開業する

治療院を開業し、自身がオーナーとなって店舗の経営を行う働き方です。マッサージ師の国家資格である『あん摩マッサージ指圧師』には開業権が与えられており、この権利を利用して店舗を開業・運営します。

最近では全国展開のマッサージ店が増えてきていますが、その実は『もみほぐし専門店』であり、厳密にはマッサージを主とした治療院ではないので注意が必要です。あくまで実施しているのは『もみほぐし』であり、治療を行っているのではありません。

ここでいう「治療院を開業する」とは、国家資格である『あん摩マッサージ指圧師』を取得し、治療院を開業することです。国から認可されているため、患者は保険診療で治療を受けることができます。正式な治療院ということで、患者からも信頼を得ることができ、マッサージ店よりも集客が上手くいく可能性が高いです。

マッサージ師に向いている人の特徴

マッサージ師に向いている人の特徴について解説していきます。マッサージ師に向いている人の特徴は主に下記の5つです。

  • コミュニケーションを取ることが得意な人
  • 健康に興味・関心がある人
  • 体力に自信のある人

順に深堀して解説していきます。

コミュニケーションを取ることが得意な人

コミュニケーションを取ることが得意な人は、マッサージ師の仕事が非常に向いています。反対にコミュニケーションが苦手で人と接するのが億劫な人は、いくらマッサージ師としてのスキルが高くても成功することはできないでしょう。

マッサージ師の仕事は単に施術を行い、患者の症状を緩和・治療するだけではありません。コミュニケーションを積極的に取り、身体と心の両面をケアすることもマッサージ師としての務めです。普段からコミュニケーションを積極的に取ることができる人は、患者からも信頼を得ることができ、マッサージ師としても患者から認めてもらうことができます。

また単に患者と言葉を交わすだけでなく、表情や声のトーンなどから患者の容体を察知する能力も必要です。患者の容体は常に一定ではなく、その人が置かれている環境や日々の天候によってさえも変化します。いち早く患者の容体を察知し、的確な治療を行えるセンスも大切なのです

健康に興味・関心がある人

マッサージ師は、健康に対する興味・関心が人並み以上に高い必要があります。当たり前のことですが、単にビジネスとしてマッサージ師をやっていては、患者から高い信頼を得ることはできません。自分自身が健康に興味・関心を持つことで、患者の治療に活かすことが出来るのです。

また病院や治療院に来院される患者からは、不意にマッサージ以外の健康に関する悩みを聞かれることもあります。もちろん医者ではないので診療を行う必要はありませんが、時には専門医を紹介する必要もあるでしょう。

常日頃から健康に興味・関心を持ち、情報収集を怠らない努力が必要です

体力に自信がある人

体力に自信がある人は、非常にマッサージ師が向いていると言えます。「マッサージ師は肉体労働でもある」ということが言われるほど、身体を酷使する職業です。マッサージの施術は、西洋医学と違って基本的に機械を使わないため、自身の身体がそのまま商売道具となります。

体力がない人は、十分な施術ができないばかりか、長期的にマッサージ師の仕事を続けることも困難です。またマッサージ師は立ち仕事であり、施術中は足腰への負担も大きく掛かります。『手技』と言われる施術以外の面でも体力を消耗する仕事です。

また体力に自信があることはもちろん、身体的な健康を保つための努力をすることも大切になります。長期的にマッサージ師として活躍するには、肉体的な疲労と向き合っていく必要があるのです。

あん摩マッサージ指圧師の取得方法

前述した通りマッサージ師になるには、国家資格である『あん摩マッサージ指圧師』の取得が必須です。あん摩マッサージ指圧師資格は、国が認める専門学校(もしくは短大や大学など)か養成施設で3年以上の知識や技術を取得しなければいけません。また、あん摩マッサージ指圧師の養成学校は全国に25校ほどしかないので、入学試験の倍率も高くなることが多いです。

あん摩マッサージ指圧師資格取得にかかる期間

あん摩マッサージ指圧師は高校卒業後に、国が認める専門学校か短大や大学などの学校か養成施設に通う必要があるので、最低でも取得までに3年はかかります。国家資格ということもあり、数ヶ月で取得できる民間資格に比べて、非常に長い月日が必要です。

あん摩マッサージ指圧師資格にかかる費用と合格率

通う学校によって学費は異なりますが、一般的に入学金・授業料をあわせた平均学費は3年間で300万円から500万円程度が相場です。また受験時には『受験費用14,400円』を、公益財団法人東洋療法研修試験財団が指定する銀行又は郵便局の口座に振り込む必要があります。2020年の合格率は84.7%であり、国家資格の中では決して難易度が高い部類ではありません。しっかり3年間勉強をすれば、十分に合格することが可能です。

マッサージ師はやりがいのある仕事

マッサージ師は、人々の健康を守り、より良い生活をサポートするやりがいのある仕事です。国家資格である『あん摩マッサージ指圧師』の資格を取得すれば、自身で治療院を開業することもできます。また近年ではマッサージ師の働き方も多様になり、マッサージ師を志す人も増えてきました。ぜひ今回の記事を参考に、マッサージ師を目指してみてください。

執筆者:otago
読み進める前に:失敗しないパーソナルジムの開業

・初めてのパーソナルジム開業で上手くいくか不安…
・パーソナルジムを開業予定だが何から始めたらいいかわからない…
・今より収入を増やしたい…
・店舗展開を見据えた1店舗目にしたい…

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